先日、神泉苑さんにお参りした時に、
護摩焚きの準備がしてありました。
「護摩焚き」とは、真言密教の儀式で、
願い事を書いた護摩木や供物を炊き上げ、
厄や災いを払い、御本尊の加護を願います。
神泉苑には、立派な鳥居があって、
正面に「善女龍王」が祀られているので、
神社だと思っている人が多いのですが、
こちらはれっきとした真言宗東寺派のお寺です。
平安時代に空海が雨乞いをした時に、
インドから雨乞いの神様を勧請したことから
善女龍王が祀られています。
かつては広大な庭園だったそうです。
今では少ない神仏習合のお寺なので、
梵鐘がありながら大きな鳥居があり、
どちらかと言えば、神様が幅を利かせている印象です。
平安時代には天皇の庭(禁苑)だったそうです。
1000年以上前の話です。
歴史を感じます。
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