私は、中学校のクラブ活動でソフトボール部に入り、
入学した高校にはソフトボール部が無かったので、
中学時代の先輩が所属していたバドミントン部に入部しました。
それからン十年間、何らかのスポーツ団体に所属していますが、
練習内容や道具類等、科学の発展に伴って変わってきました。
特に際立った変化を感じるのは準備運動です。
戦後間もなくはラジオ体操だったんだと思いますが、
中学時代は、そこから少し発展したような、
関節を動かしたり、筋トレをしたりしていました。
高校生になって、急に変わったと思ったのが「静的ストレッチ」の導入でした。
体育館でみんなで輪になって、各関節をゆっくり伸ばしたものでした。
もちろんクールダウンとして、練習後も「静的ストレッチ」をしました。
それが、この7~8年前くらいから、練習前に静的ストレッチをすると、
筋肉が縮もうとするので運動パフォーマンスを下げてしまうという説が出てきました。
確かに、試合前にしっかりと静的ストレッチをして試合に臨むと、
身体が慣れるまで、何となく動きが悪いという感覚がありました。
最近は、「動的ストレッチ」をしてから試合に入るので、
初めから自分のパフォーマンスが出来るようになっています。
勝手に、私はスロースターターだと思い込んでいたのですが、
実はそうでは無かったようです。
頭の固い人は、未だに練習前に「静的ストレッチ」をしていますが、
これも一種の「洗脳」なのでしょうか?
練習後の「静的ストレッチ」は前と変わらず推奨されています。
最近は、故障で長い間離脱する人が身近にあるので、
クールダウンは念入りにやっています。
身体の柔軟性も大事ですが、頭の柔軟性もそれなりに大事だと言うことも、
生きやすさにつながるように感じますが・・・。
タイ古式マッサージ風(ろむ)