叡山電鉄の終点、八瀬駅から南へ人気(ひとけ)のない山中にある「御蔭神社」。
人気(ひとけ)が無いけれど、道中は奇麗に整備されていて、
なだらかな山道を暫く歩くと本殿に到着します。
何とも言えない厳かな空気感の中に、
玉依姫命と加茂建角身命の二柱の荒魂が奉祀されています。
元々はここの北東の位置に鎮座されていたのですが、
現在は紙垂で囲われている禁足地となっていて、
結構険しい山中に入るので、見学するのは諦めました。
毎年5月15日の葵祭に先立って、5月12日に御蔭祭として、
荒魂を下鴨神社へと運ぶ儀式が行われます。
私個人的な感性では、下鴨神社の本殿よりも、
こちらの本殿から、ものすごいパワーが発せられている気がしてなりません。
参拝客は、当然下鴨神社があまりにも有名なので、比較の対象ではないのですが、
どちらが好きか?と聞かれると、
迷うことなく「御蔭神社」と言うでしょう。
単なる感性の問題なので、
賑やかいのが好きな方は、下鴨神社にお参りしてください。
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