園教寺の奥の院からの帰り道、
なだらかな下りを延々と歩き、
ようやくロープウェイ乗り場まで来て、
出発まで少し時間があるのでうろうろして見つけた大きな石碑。
「一隅を照らす」
私の大好きな言葉です。
天台宗の開祖である最澄の言葉で、
「一人ひとりが自分のいる場所で、
自らが光となり周りを照らすことこそが
私たちの本来の役目であり、
それが積み重なることで世の中が創られる」
という意味です。
それぞれが光となることで、
平和な明るい未来が待っています。
最近、ピラミッドの頂点にいた人の悪事が表ざたになって
ニュースになることがよくありますが、
一人一人の光が、裏でやっていたことを照らしているのではないかと思います。
「盛者必衰の理」に気付かぬ人の驕りでしょう。
世の中上も下も無く、同じ立ち位置で
自分の役割を果たすことに懸命になりましょう。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)