三鈷杵(さんこしょ)とは密教法具の一つで、
空海が唐から日本に向けてこの三鈷杵を投げたら
高野山の現在の「三鈷の松」と言われる松に引っかかっていたため、
修行道場を高野山に決めたと言われている「三鈷杵」です。
日本の仏教では、真言宗、天台宗、禅宗で用いられ、
煩悩を滅するために用いられるそうです。
天台宗の開祖である最澄は、
自分の学びが十分でないことに気付き、
空海の所で修行したと言われています。
園教寺は天台宗のお寺なので、
瓦にもこの三鈷杵が形作られているのでしょう。
瓦の細工は鬼瓦をイメージしますが、
三鈷杵を形作っているのを見たのは初めてだったので、
嬉しくなって写真に収めてみました。
どう見ても魔法使いのアイテムに見えてしょうがないのは私だけ?
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)