最近、健康志向の取り組みをする人が増えてきたように感じますが、
その中で、
私の周りでもパーソナルトレーニングに取り組む人が多くなったように思います。
トレーニングと一言で言っても、
目的によって鍛える方法がさまざまで、
例えば、ボディービルの様に、筋肉を大きくしたい場合と、
競技力向上のためにしなやかに動けてパワーアップしたい場合だったり、
ダイエットのために引き締まったボディーになりたいだったりと、
それぞれアプローチが大きく変わってきます。
方向性を間違えて、ガンガンとトレーニングに取り組むと、
腰痛などの故障や怪我を引き起こしてしまいます。
私は、長い間バドミントンをしていますが、
先日、体育館で久しぶりに出会った人が、
以前と比べると一回り身体が大きくなった感じがしました。
聞くと、パーソナルトレーニングを始めたらしいのですが、
やっている内容が、アウターマッスルを鍛えることに集中していました。
なるほど、と思ってコートに入って対面したのですが、
確かにパンチのあるショットが飛んでくるのですが、
フェイントをかけるとドタバタして、身体のキレが悪い様子です。
以前より下手になった印象でした。
競技力向上のためのトレーニングなら、
競技の特性を考えたメニューを取り入れる必要があるのですが、
恐らくバドミントンのことを深く理解していないコーチの指導を受けているようです。
膝の前十字靭帯断裂やアキレス腱断裂の多い競技だけに、
怪我をしないか心配です。
指導者の言いなりになるのではなく、
自分でもしっかり勉強して取り組んでほしいものです。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)