仏教はインド発祥の宗教と認識していますが、
長い年数をかけて、シルクロードを通って大和に伝わりました。
発祥の地であるインドや、日本の多くの僧が学んだ中国では、
一部地域を除いて衰退してしまいましたが、
終着点の日本では、今でも盛んに信仰が続いています。
とは言っても、主に東南アジアでは上座部仏教が伝わり、
日本ではシルクロードを通る間に大乗仏教へと変化して伝わったため、
東南アジアの仏教とは、形が少し変化しています。
壷阪寺に入った途端に、「あれっ?」と感じた予感が的中し、
まるで東南アジアのお寺に入った感覚を覚えました。
仏舎利塔の白い壁じゅうに仏教彫刻が施されていたり、
巨大な涅槃仏が横たわっていたり、
山の斜面に巨大観音が祀られ、その周りに小さな仏様が囲んでいたりと、
まるでタイのお寺巡りをしていた頃に行ったたくさんの寺院を思い出しました。
こんな雰囲気のお寺は、日本ではなかなか見られません。
千葉にあるタイの寺院、ワット・パクナムと同じ系統に入れても良さそうです。
これから私は壷阪寺を「ワット・ツボサカ」と呼ぶことに決めました(笑)。
タイが恋しくなったら、ワット・ツボサカにお参りさせていただきますね~。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)