タイ古式マッサージをかれこれ15年続けさせていただいていますが、
歳を重ねた方は、傾向的に太ももの外側の筋肉に疲労があり、
反対に内側の筋肉は殆んど使われていない感じがします。
と言うことは、体重が外側に偏っているので、
O脚となり、膝の内側の軟骨がすり減り、
いずれ変形性膝関節症になって、
膝の痛みで歩行もままならなくなります。
問題が起こるのは膝だけでなく、
腰やふくらはぎや足首へも及ぶことがあります。
それを矯正するのはタイ古式だけではなく、
ご本人の意識が大きく影響します。
歩行時の着地は踵から、一旦小指に体重がかかりますが、
最終的には親指で踏ん張って次の一歩へと歩みます。
それが、小指に留まってしまってはどんどん変形を進めてしまいます。
要は、全身のバランスで動くので、足元が重要となります。
私は高校時代からバドミントンを始めたのですが、
シューズを購入したらすぐに別に購入したお気に入りのインソールに交換します。
それは小さな拘りで、良い年になっていますが、
相変わらずおサルさんのようなフットワークなので、
故障の予防でもあり、少しでも良いパフォーマンスが出来るようにとの拘りです。
足元は身体の土台です。
土台が安定してこそ身体が安定します。
長い目で見ればこのこだわりは大事なんじゃないかと思って続けております。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)