奈良県桜井市にある観音霊場「長谷寺」。
駐車場から長谷寺の石柱が見えた途端、
長い長い石段を見て、この暑さの中、
頑張らないと!と思いてくてく階段を上りました。
入山受付を済ませ仁王門をくぐると、
登廊の屋根の下には無数の風鈴が涼しげな音を立てていました。
その登廊は、どう見てもさっきの石段よりも相当長く見えましたが、
ここまで来たので「あと少し!」と思って歩き出しました。
ようやく頂上と思いきや、
右に90°曲がって続きがあり、
また左に90°曲がってようやく頂上らしき景色が見えてきました。
頂上には親切に大型の冷風扇が置かれ、
冷たい風が心地よく疲れを癒してくれました。
早速国宝の本堂に向かうと、
中央に巨大な御本尊の十一面観世音菩薩立像に圧倒されます。
近江の国高島から来た楠の霊木を用いて三日で造り上げたといわれる仏像です。
今日は大仏をやたら見ていますが、
最高に威圧感があります。
さすがにおしゃべりな私でも暫く黙って見入ってしまいました。
外へ出ても「花の寺」と言われる通り、数々の花が咲き、
素敵な景色を作ってくれています。
足腰は丈夫なので、階段が多いくらいは頑張れるのですが、
梅雨の時期には蒸し暑くて体力奪われるので、
出来れば爽やかな季節に来ると良いなあと思いました。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)