NEWSお知らせ

三柱鳥居

ブログ
DSC_0110_TEMP

京都市内の太秦に、

通称、蚕ノ社という神社があります。

正式には、木島坐天照御魂神社という名前で、

私の大好きな神社でもあります。

奈良時代の終わりごろ、

秦の始皇帝の子孫である秦河勝という渡来人といわれる豪族がこの辺りを支配していて、

元々自然崇拝されていたのを、神社として整備したらしいのですが、

詳しい書物が無いため、はっきりしたことは分からないそうです。

「太秦」という地名が、秦氏による支配下だったことから名付けられたというのは、

私が高校生だったころ、日本史の先生が言われていたのを、

とても印象深く記憶しています。

鳥居の中に入ると、周囲が住宅地だというのに、

タイムスリップしたような森に囲まれた環境で、

「元糺の森」と言って、「元」が付くだけに、

下鴨神社の「糺の森」よりも古くから神様が鎮座されているようにも思えます。

また、本殿に向かって左側には「元糺の池」があり、

(周囲が宅地開発されてから池の水が枯れていて、お祭りの時には水をくみ上げています)

その奥には、「三柱鳥居」があって、

何だか不思議な空気を醸し出しています。

一説によると、秦氏はユダヤ系の渡来人で、

平安遷都の時の貢献者であるともいわれています。

鳥居が三角形というのが、何となく思い当たらなくは無いようです。

いつもひっそりとしているので、

雑踏が苦手な人には、絶好の近場パワースポットです。




タイ古式マッサージサロン風(ろむ)