御朱印を頂く初めの旅は、大原野にある「善峯寺」です。
実家では、毎年お盆の3日間は家族全員で、
「西国三十三か所御詠歌」を唱える習慣がありました。
善峯寺は二十番なので、そろそろ足が痺れてきて、もそもそ動き出す頃で、
もうすぐ休憩でおやつが楽しみな時の御詠歌なので、
自然に覚えてしまっていました。
こちらのお寺は、
徳川5代将軍綱吉のお母さまである「桂昌院」が暮らしていた所でもあります。
桂昌院は、京都の街中の八百屋の娘で、
美しさのあまり、家光に見染められて側室となったとかで、
「玉の輿」という言葉は、ここからきています。
身分が違いすぎて、苦労はあったと思いますが、
立派に将軍の母として勤められたのでしょう。
今の時代で言うと、上皇后さまみたいなものでしょうけど、
側室が何人もいた時代なので、もっと大変だったのではないでしょうか?
善峯寺は、春は桜、梅雨は紫陽花、秋は紅葉等、
四季折々の植物が楽しめて、
京都市内を眼下に、西山を借景に素晴らしい眺めが楽しめます。
少しアクセスが悪いので、車があれば便利です。
また、春に行って見たいお寺です。
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