以前から一度お参りしたいと思っていた「大神神社」ですが、
日帰りするには一大決心が必要な遠方なので、
なかなか行く機会がありませんでした。
偶然友人が、JRのボランティアガイドさんが案内してくれるツアーを見つけ、
ようやく念願かなって行ってきました。
JRの乗り換えだけで行けるのですが、
JR→近鉄→JRの乗り換えが安くて早いことが分かって、
間違えないようにドキドキしながらようやくたどり着きました。
さすがに超パワースポットと言われているだけあって、
特に何もない僻地(ごめんなさい)でありながら、
駅からぞろぞろとたくさんの人が歩いていて驚きました。
鳥居の前は、出雲大社をまねて(ガイドさん説)、
長い石畳が敷かれ、歩道と車道が分離されて、
きれいな安全参詣道路へと改修工事中でした。
順次盛りだくさんの内容の説明を受けながら、
ようやく本殿にたどり着きましたが、
ここは拝殿のみで、御神体は後ろの三輪山本体だそうです。
元々太古の日本の信仰は、自然物を敬うことだったので、
山や海、磐座等に祈りを捧げることだったので、
このことからも日本の初期の信仰だったのでしょう。
鳥居も、現在の形になったのは5世紀辺りなので、
柱に縄だけの鳥居は古代の信仰を象徴しています。
周囲の社もぐるっと回って説明を受けましたが、
情報が多すぎてお腹いっぱいになってしまいました。
京都にも平安時代以前の物がたくさんありますが、
奈良の古さは、その比ではないことを実感しました。
境内は、残念ながら人がいっぱいいて、
メインのところでは思ったほどのパワーを感じることは無かったのですが、
周辺にはいろいろと歴史を感じて興味深い参拝となり、
楽しく散策出来て良かったと思います。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)