京都の神泉苑には、
平安時代に東寺の空海と西寺の守敏が雨乞い対決をしたという歴史があります。
その当時、都では干ばつが続き、人々は雨を待ち望んでいました。
初め、守敏は、
都に少しだけ雨を降らせましたが、
地面に潤いを与えるほどの雨は降りませんでした。
続いて、空海は、3日間にわたって国中雨を降らせました。
そうして、東寺は繁栄し、西寺は衰退して跡地が残されています。
現在は、跡地は広場になって石碑が立っているだけとなってしまいました。
平安時代は、羅城門の東に東寺、西に西寺が建立されていて、
都を守る役割を担っていたようです。
こうして、古の歴史がおとぎ話ではなく、
実在していた証拠が残されていることは、
今を生きるものとしては、歴史をたどることができて有難いことです。
京都は身近に歴史を感じる物がたくさんあって、
また、雨乞いなんて、非科学的でとっても面白いです。
次は何処へ行こうか・・・。
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