だんだん朝晩冷え込むようになってきて、
冷え性の人にとっては冷え対策が冬場機嫌よく過ごすためには不可欠です。
体温が低いと体の機能がうまく働かず、血流や免疫機能、代謝の低下などが現れます。
『冷えは万病のもと』といわれるように、
むくみや肩こり、腰痛、不眠、自律神経の乱れなどにつながります。
食べ物は、薬膳の観点から「熱・温・平・涼・寒」の5種類に分類され、
寒さ対策には、
出来るだけ熱か温の素材を多く摂ることを心がけると良いでしょう。
「熱」はマトン、シナモン、干したしょうが、唐辛子など
「温」はみかん、ニラ、鮭、もち米、玉ねぎなど。
そして、「涼」や「寒」はなるべく避けた方が無難です。
「寒」はバナナ、トマト、ゴーヤ、スイカなど。
「涼」はナス、キュウリ、セロリ、水菜、そばなど。
最近は冬でも夏野菜が食べられるようになりましたが、
冷え対策上は避けた方が無難と言うことになります。
もちろん運動することで血流がアップするので
出来れば運動した方が良いです。
運動嫌いでもストレッチやヨガをするだけで
呼吸を整えるので温まります。
女性に冷え性が多いのは、
男性に比べて筋肉量が少ないためです。
熱を産生する筋肉が多い方が暖かいので
筋トレをするのも冷え対策となります。
あえて筋トレをしなくても、
エスカレーターを使わずに階段を上り下りするだけでも
全身運動になります。
通勤の駅やマンション暮らしなら
あえて階段を使う癖をつけると自然に筋肉がつきます。
姿勢にも気をつけましょう。
猫背でデスクワークをしているのは良くないです。
時々姿勢にも気を使ってみましょう。
「冷えは万病のもと」
血流を良くして寒い冬を乗り越えましょう。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)