風(ろむ)のルーシーダットン定期講座で、
準備体操の一環で少し身体を動かしてもらっているのですが、
普通に体操しても面白くないので、
日常生活の中で見つけた運動や、
介護現場で介護が必要となった方のリハビリを
体操として取り入れています。
昨日は、生まれたての赤ちゃんが歩き出すまでの成長を
順を追って実践してもらうことで
身体の使い方を考えながら
自分の動きに取り入れてもらうためのヒントとしてやってみました。
赤ちゃんが初めて獲得する動きは「寝返り」です。
育児をしないと気付かない事ですが、
まず腰を捻ってから腕で踏ん張って寝返りします。
次は「ズリ這い」。
初めは床を蹴る力が弱く、腕を突っ張るので後ろに進んでしまいます。
そして足で蹴る動作を獲得して前進することができるようになります。
その次は「ハイハイ」。
手と膝で前進します。
そして「高這い」。
膝を着けずに手と足で前進します。
大人にはハードな動きですが、
手足の短い赤ちゃんは難なくこなします。
そしてやっと立ち上がり、伝い歩きを経て
何も持たずに一歩踏み出すことが出来るようになります。
この行程が大人には結構ハードに感じます。
赤ちゃんは毎日クタクタになるまで全身運動をして
筋力が発達して歩行を獲得します。
そりゃあ大人は毎日楽して過ごしているので
何もしなければ運動不足になります。
毎日適度に身体を動かす習慣をつけましょう。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)