ウコンの石鹸

タイの伝統医学では、

タイ式マッサージで、押す、捻る、引く、軽く叩等

ハーブボールマッサージでは薬草等を木綿の布でくるんで蒸したものを

押したり押し付けて揉む、

薬を塗る、刷り込む等、

粉末薬や煎じ薬を飲む等で治療します。

日本では治療としては認められていないため、

タイ式マッサージとハーブボールマッサージを

リラクゼーションとして施術していますが、

タイでは治療として施術している病院もあります。

ハーブボールマッサージの中にはいくつかのハーブが入れられて、

蒸して使用しますが、

その中にウコンが入っていることが多くあります。

秋ウコンはカレーの材料として知られていますが、

ターメリック（英語）の方が聞きなれた呼び方かも知れません。

タイ語ではカミンチャンと言います。

外用としては、

皮膚病、皮膚のかゆみ、傷治療や筋肉の痛みに効果が期待できます。

内服では、

身体の調子を整える、浄血作用、腹のむかつき、張り、下痢止め

となっていますが、二日酔い防止として知られているのではないでしょうか？

タイでは、

そういったサムンプライ（ハーブ）が現在でも日常的になじみがあって、

ハーブの石鹸の種類が豊富で、

タイに行けば色々な種類の石鹸を買って帰ります。

今回もいくつか買いましたが、

どの石鹸も良い香りがして、

生のハーブのイメージを良い意味で覆してくれます。

特に皮膚疾患はありませんが、

良い感じでウコンの石鹸を使用しています。

ターメリックの黄色い色が肌に付かないかなあと思ったのですが、

全く着色はありません。

日本でも栽培できる植物なので

もう少し普及すると良いと思うのですが・・・。




タイ古式マッサージサロン風（ろむ）