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チャオプラヤ川の乗合船

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ツアーならバンコク市内観光で必ず連れて行かれるのは

ワットポーやワットプラケオは外せないのですが、

個人で行くならかつては交通の便があまり良くないので

チャオプラヤ川を縦断する乗合船で行くのが主流でした。

最近は地下鉄が延伸を続けて、駅から徒歩で行けるようになって

とても便利になっています。

バンコキアンミュージアムを出てから、

久しぶりに船でBTSの駅まで行こうと思って船着き場へ行くと、

そこでお弁当を食べていたオジサン(船着き場で働く人?)が、

「どこまで行くの?」

と聞いてくるので

「サトーン」

と答えると

「20分したら来るよ」

と言われました。

急いでないからまあいいかと思って

誰もいない船着き場で独りぼっちで川を眺めながら待つことにしました。

待っている途中、

黒い服を着た家族連れの人達が、

バケツの中の生きている魚とたくさんの花びらを川に流していました。

どなたか家族の方が亡くなったようです。

珍しいものを見せて頂きました。

そうこうしているうちにオレンジの旗の船が来ました。

各駅停車の船で、どこまで乗っても一律15バーツ(約70円)です。

国鉄と乗合船は相変わらず破格の安さです。

私を見て明らかに外国人なので、

いつも乗る時に間違わないように

どこまで行くのか聞いてくれます。

船に乗り込むと、車掌のオバちゃんが15バーツを請求します。

いいですね~

このアナログ感。

乗合バスも車掌のオバちゃんが乗っています。

この昭和感が懐かしい。

人件費がかかるけど、これ続けて欲しいです。

これだから一度タイに行くとハマる人が多いんです。

ワットポーやワットアルンは地下鉄で行けるようになったけど、

どうせなら是非船で行って欲しいと思います。




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