バンコキアンミュージアムを見学中、
ぱっと目についたのがトイレです。
普通の人とは着眼点が少し違うのは、
かつて介護施設で働いていたからだと思います。
タイでは今でも下排水事情が日本と比べるとあまり良く無くて、
一流ホテルでも便器の横に大きなゴミ箱が設置されていて、
使用済みのトイレットペーパーは便器に流さず、
そのゴミ箱に捨てることになっています。
貧困層は川辺に家を建て、
トイレは今でも川の上に床を張り、
その床を長方形にくり抜いて川に向かって排泄します。
中流以上の家はさすがに水洗トイレになっていますが、
トイレットペーパーを流すと詰まってしまうのでゴミ箱必須です。
数10年前までは日本の和式トイレとよく似た形でしたが、
最近は洋式トイレが主流になってきました。
写真は一見ポータブルトイレのように見えますが、
恐らく排水設備のない所では
普通にトイレとして使ってたのではないかと思います。
便座が木製で受け皿がホーロー製なので
当時は高級品だったのではないでしょうか。
日本の介護用ポータブルトイレでも
高級品は木製高級家具調トイレがあって、
セレブな高齢者は使っておられます。
トイレはトイレですけどね。
いずれにしても、常にきれいにしておきたいところです。
運気も爆上がり間違いなし!
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)