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食べられるちまき

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先日、田舎の家の近所の方から

手作りの食べられる(笑)ちまきを頂きました。

タイ古式マッサージサロン風(ろむ)の周辺は、

現在、祇園祭山鉾巡行を控え、

山鉾のちまきを購入するための長蛇の列が連日出来ていますが、

このちまきは、厄除けのために玄関ドアの前に掛けるもので、

笹をめくると中は空っぽです。

田舎でもらったちまきは、

子供の日にお饅頭屋さんに売っているちまきと同じで食べられます。

中はもち米を粉にしたものとお米を粉にしたものをブレンドして

水と混ぜて棒状にしたものを蒸したものが入っています。

お店で売っているものは砂糖が入っているので甘いのですが、

田舎のちまきはお米の甘みを味わいます。

食べると笹の風味がして素朴な味わいが懐かしく感じます。

田舎に住んでいた頃は、

教えてもらいながら一緒に作りましたが、

それははるか昔のことで

もし作るとしたら思い出しながらの作業になります。

この季節に作るのには理由がありまして、

田舎に嫁いだ嫁が、野良仕事が一段落する「半夏生」に

藪入り(実家に帰る)の手土産に持たせてもらったということらしいです。

遠い昔の話の様ですが、

平成の初め頃までは続いていた風習です。

今は自由な時代になった分、

ちまきが自分で作れる人も少なくなったと思います。

絶やしてはいけない技術なのかも知れませんね。




タイ古式マッサージサロン風(ろむ)