とある冊子を読んでいて、
納得な表現がされていたのでご紹介します。
「働くというのは、はたはたの者を楽にするから、
はたらく(側楽)と言う」
とありました。
私も長い間仕事をしていますが、
忙しいお店でバイト生活の頃には、
時計を見ては、「あと〇時間で帰れる!」
と思いながら働いていました。
介護職の頃は、忙しいながらやりがいを感じていたので、
精一杯働いていて、
その日の仕事が終わってみれば、身体はクタクタになっていました。
それでも、給料が振り込まれると嬉しさ半分、
何故かむなしさも感じていました。
15年前、今の仕事を始めてからは、
そういった思いは全くなく、
お一人お一人に向き合って、
自分の出来る事を精一杯させていただく毎日となり、
良い施術が出来た時には、お客様から嬉しいお声を頂き、
期待外れのご意見を頂戴すれば、より一層精進して、
一喜一憂の毎日です。
「働く」とは、「自分の仕事が人や社会のお役に立つことで、
その見返りで社会生活が成り立つ」のだと理解しています。
組織に雇われて、その一部分を担っていると、
その実感が薄くなります。
一人でサロン経営していると、
自分がしていること全てがサロンに繋がり、経営が成り立つので、
「はたらく(側楽」という実感が感じられるのだろうと思います。
今後、社会全体を見渡しても、
「はたらく」という実感が感じられる仕事を求める人が増えて来るのではないかと思い
ます。
これってお金じゃないんですよね。
これからも、幸福感に繋がる働き方をしていきたいと思います。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)
働くということ
