筋トレブームとなって久しいのですが、
筋肉の事を勘違いしている方が見受けられます。
施術していて、「筋肉が硬いですね」と言うと、
「パーソナルトレーニングをしていて、最近筋肉が付いてきたから」
と言われることがあります。
使える理想的な筋肉は、脱力している時は柔らかく、
しなやかに動き、力を入れるとグッと締まって硬くなり、
また次の動きに入るときにはしなやかに動きます。
競技的には、筋肉が硬いと動きがロボットのようなぎこちない動きになって、
ゲガの元でもあります。
医学的にも、筋肉の間には毛細血管が通っているのですが、
硬くなると通りが悪くなって血液が流れないので、
疲労回復が遅くなり、疲労したまま無理な動きをすると故障しやすくなります。
トップアスリートは、毎日筋トレの後には、
1時間程クールダウンの時間を設けるそうです。
その中にストレッチに要する時間が一番長いそうです。
筋トレの後には、痛んだ筋肉に血流を促し、
疲労回復を促進させることで、
しなやかな筋肉となって疲れにくい身体を獲得します。
運動をすることが良い様に言われていますが、
運動後はしっかりクールダウンとしてストレッチをしましょう。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)