タイ古式マッサージは約2500年前、薬草学と共に育まれてきたのですが、
今でもスタンダードに使われ続けているのがハーブボールです。
数種類のタイハーブをタイの石臼である「クロック」に入れて、
叩き潰して木綿の布でくるんで蒸し器で温めて、
凝った所に当てるのがハーブボールマッサージです。
タイの学校の授業で、細かく刻んでクロックでつぶしながら、
「フードプロセッサーで砕いたのではだめですか?」
と先生に質問したのですが、
一言「だめです!」と言われて会話は終了しましたが、
「叩き潰す」ことに意味があって「砕く」のではないから、
まあ、古典に従って今でもコツコツと叩き潰して作っています。
こんな面倒な事してる人いるのかなあ?と思いながらですけど。
そして、私の両手は真っ黄色に染まり、
石鹸で洗っても暫くは手が黄色に染まったままです。
ルーシーダットンして、ハーブボール作って、
スマホとエアコン無かったら仙人みたいって、
一人でニンマリして喜んで日々過ごしています・・・。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)
タイの石臼「クロック」
