私は今の仕事をする前には、
高齢者施設でケアワーカーとして10年以上現場で働き、
辞める前の数年は支援相談員としてケアマネ兼務の相談業務に携わっていました。
そしてケアワーカーの後半以降は中間管理職として、
職員の勤務体制や取り組み方を模索したり指導する立場としても働いていました。
今は一人経営者で責任がありながらどこかお気楽な気分で働いていますが、
「お気楽」とは、不真面目なわけではなく、
他人の面倒を見る必要は無く、
自分の職務を全うするだけで済むので、
自分のやるべきことに集中できるので気が楽なのです。
去年、コロナパンデミックの影響で仕事が少なくなり、
バイトせざるを得なくなって、久しぶりにケアワーカーのバイトをしていたのですが、
気楽なバイトなのに、管理職の癖が出てしまって、
人の仕事ぶりを見ていると、
何か問題が起きた時の対処で、処理の早さがこんなにちがうのだなあと感じました。
もちろん引き出しの多さでも変わってきますが、
頭の中で問題解決の手順がすぐに描けるかどうかの、
アドリブ力の差が大きく出る職業なのだと感じました。
そして、気付いたらすぐにやるか、
いつまでも懐で温めて、
挙句の果てに放置するかで大きな差となって表れます。
腰掛けバイトだったので、
お口はチャックしていましたが・・・。
もちろん、聞かれたら答えてましたが、
質問も殆ど無かったように思います。
疑問に対して解決しようと言う姿勢も大いに大切です。
聞きやすい空気は出していたつもりですがね。
もう、今となっては懐かしい風景です。
今は、また、お気楽一人経営者でござる。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)