西国三十三か所巡りの中で、
最も繁華街にあると言えるのが「六角堂」です。
こちらは創建が聖徳太子で、平安時代より古い有名な数少ないお寺と言えるでしょう。
聖徳太子が四天王寺建立のため、材木を求めて京都へやってきて、
池で身を清めようとして木に掛けた念持仏が動かなくなり、
「この地に留まって人々を救いたい」と太子に告げられたため、
六角形の御堂を建てて、この如意輪観音を祀ったと言われています。
何とも不思議な話です。
京都では頂法寺という名前より、
「六角堂」とか「六角さん」と言われて親しまれています。
門の正面の通りが「六角通」で、このお寺から命名されています。
六角堂の西側にスターバックスのあるビルのエレベーターに乗って
上から六角堂を眺めると、綺麗な六角形の屋根が眺められます。
そして横の銀杏の葉は、年の瀬だと言うのにまだまだ黄色い葉が残っています。
ビル群に囲まれて暖かいのでしょうか?
聖徳太子の時代からすると、
周りの環境が相当変化しているのですが、
門をくぐった瞬間に、タイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
大切に守っていかないといけない日本の財産だと感じます。
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)