金剛峯寺は、日本史の教科書に出てくるので、
名前だけは誰しも知っているお寺ですが、
数々の出来事は学校では習いません。
豊臣秀吉の甥の秀次が嫡男として育てられていながら、
謀反を企てているという噂が秀吉の耳に入り、
自害を強要させられた舞台でもあり、
平和な現代では考えられない下克上の時代を生きた人たちの
壮絶なストーリーが刻まれているようです。
金剛峯寺には、三つ巴の紋と一緒に桐の紋が飾られているのは、
荒廃した金剛峯寺の再建に秀吉が尽力したためだそうです。
何度も火災に見舞われて、防火設備が行き届いていること等も、
歴史のあるお寺を消失しないために、
火災から守るために現在も尽力されています。
1200年前に空海が修行の場として開山したこの高野山は、
今も変わらず受け継いでおられる皆さんの努力に頭が下がる思いです。
次に行くときにも、変わらない姿でいて欲しいと願っています。
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