私が若い頃は、
バブル時代の真っただ中で、
一般庶民が海外旅行に行ける時代となり、
ハイブランドのバッグや財布をお土産として買いあさる時代でした。
殆どの人が給与所得者で、大した高給をもらっていたわけでもないのに、
周りの雰囲気につられて買っていたのでしょう。
車は大衆車から高級車のオーナーに憧れ、
都会で一戸建ての購入は、夢のまた夢で、
大きなローン契約をして、どんどん郊外の一戸建てを購入する時代でした。
都会のマンション価格は、
新築で購入して数年で何千万円アップの値段で転売されていました。
平成時代に入り、
バブルは崩壊して自己破産して天と地を経験した人もありました。
平成の30年間は、
殆どの人が中流という意識の中、
物価もあまり変動無く過ぎ去ったように思います。
令和となった現在、
年金生活者は勝ち逃げしたように映り、
平成生まれの若者の価値観は随分変わったように思います。
家は賃貸、車はシェアリング、収入の余裕分は、
貯金ではなく投資。
形のあるものに価値を見出していた昭和の時代から、
自分自身に投資する時代へと変遷し、
「懐が豊か」から「幸福度が高い」ことに価値を感じる時代となってきたように思います。
若い頃、ドライブに誘われると、
「車何乗ってるの?」と聞いたものでした。
今は、「どう生きる?」
と聞いた方が時代に合っているような気がします。
時代についていかないと!
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)
時代とともに価値観が変化
