タイには、
数々の民間療法があり、
その中で、タイ古式マッサージは、
日本においては、リラクゼーションという位置づけですが、
タイでは、れっきとした治療法で、
西洋医学の病院併設の治療院も存在します。
但し、それは、一般的に知られているようなマッサージ+αで、
数々の?な治療法も、民間療法の中に数多くあります。
我々外国人が、驚くような荒治療もあり、
かつて、バンコク郊外で開催されていた、
サムンプライ展示会で見学したデモ治療を見て、
驚いたことがありました。
バケツにいっぱいの油を入れて火をつけ、
そこに、施術者の足を入れ、炎に包まれたその足を、
患者の患部に当てるのです。
熱そうにしていなかったので、熱くは無いのでしょうが、
危険極まりないパフォーマンスで、全く実用的とは思えない施術です。
効果としては、(恐らくごま油なので)油が熱により皮膚から浸透して、
油の効能から、患部の改善を図っているのだと思います。
それを見て、祖父が生前「やいと」に通っていたのを思い出しました。
平成生まれの方はご存じ無いと思いますが、
簡単に言うと、
肩こり・腰痛などの患部を火傷させて、免疫力で治すようなものです。
やいとの翌日から、ただれた患部のガーゼ交換は、
何故だか私の仕事で、毎回2週間程続くのでした。
こんな荒治療、今でもあるのでしょうか?
100歩譲って、治療効果としては、
患部に溜まった悪い血液を、排泄させる効果なのだと思います。
これの、ソフト版が「カッピング」なのでしょう。
どちらにしても、対症療法であって、根本から治そうとしていないので、
繰り返し同じことを続けることになります。
タイ古式マッサージは、
指圧、矯正、整体、ストレッチ等のバリエーションがあり、
体調不良の原因を改善するお手伝いをします。
特に、姿勢の悪さから来る体調不良の改善は、
揉み解すだけではイタチごっこになりかねません。
タイ古式マッサージで、
根本的に健康を取り戻そうではありませんか!
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)