玉置神社の本殿から少し山を登ったところに、「玉石社」があります。
山の中でひっそりとしていますが、
玉置神社の中でも、超パワースポットと言われています。
週に2~3回ランニングをしている私でも、
少し息が上がるような険しい山道です。
さて、この玉石社、
玉置神社の元となったものらしく、
古代の磐座信仰というもので、
玉石に宝珠や神宝を鎮めて祈願したと伝わっています。
大峰修験道では、玉石社が聖地と崇め、
本殿に先んじて礼拝するのが習わしなのだそうです。
母方の祖父が生前、聖護院の修験道で毎年大峰山に修行に行っていましたが、
こちらへも修行に来ていたのかなあと思って、
祖父の事を思い出しながら参拝させていただきました。
車でも長い長いくねくね道を登るのが大変だったのに、
昔の人は、自分の足でこの山を登っていたと思うと、
頭が下がる思いです。
きっと、今とは時間配分も違うので、
参拝する思いも随分違うのでしょうね。
京都から丸一日かけて往復しましたが、
徒歩なら何日かかるのでしょうか?
それは今より、ずっとずっと価値のある参拝なのでしょう。
いつかまた、違う季節にお参りさせて頂きたいと思います。
もちろん車ですけど。
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