タイ語でノイナー、日本語に訳すと「仏頭果」。
ちょうど、仏様の頭の形に似ているところから命名されたのでしょう。
南国のフルーツで、暖かい地域でしか採れないので、
京都では見ることは無かったのですが、
奄美地方で栽培されているようで、
先日地元のスーパーマーケットで見かけて驚きました。
日本では食べたことは無いのですが、
タイの市場では定番商品です。
店頭では緑色で、このまま食べると美味しくなく、
黒ずんできて初めて美味しく食べられます。
バナナに黒い斑点が出てきたら甘くて美味しいのと同じです。
ただ、飽食の時代に慣れてしまった我々には、
あまりにもたくさんの種を出しながら食べるのは好まない方が多いのではないでしょうか?
田舎育ちの方なら懐かしいと思われる「アケビ」。
とっても美味しいのですが、種がいっぱいあって、
種を庭に飛ばしながら食べるのが大変なので、
都会の市場にあまり出回らないのが同じです。
これから先、食糧難の時代が到来すると言われて久しいのですが、
こんなことにも慣れておいた方が生きやすい時代が、
もうそこまで迫っているような気がするのは私だけでしょうか?
タイ古式マッサージサロン風(ろむ)