タイのマッサージスクールに通っていた頃、子供が大学生と高校生だったため、長期の滞在は難しく、長くても二週間程度の滞在を何度も繰り返して、何年も掛けてカリキュラムを修了していた時期がありました。
当然、一人旅になります。
現地の学校で知り合った人と友達になって、学校が休みの日に遊びに出かけることもありましたが、基本的には短期の滞在なので、土日は一人で街を徘徊することになります。
もう10年以上前になるので、お寺の名前も場所も忘れてしまいましたが、偶然、とても幻想的な儀式に遭遇しました。
巨大な黄金仏の上から沢山のふわふわの反物が解き下ろされ、日本では見たことがないような、これが仏教の儀式?と思うような風景でした。
まあ、東大寺の修二会とかでも、外国人にとってみればとても珍しい儀式に映るでしょうから、不思議な世界に迷い込んだメルヘンに浸れる時間です。
結構な時間の滞在で、見物客は私一人、つまみ出されることもなく、幸せな時間でした。
またいつか、こんなサプライズに出会えたら良いなー。