かれこれ30年近く前になりますが、母が末期癌の闘病中、知人に教えてもらった東条百合子さん著「自然療法」の本を読み、何とか延命、出来れば治癒しないかと思ってびわ葉温熱療法や砂袋療法等、自分ができる良いと言われるあらゆるものを試したものでした。
その中でも、著者一押しのビワに関する物は、母が他界した今でも自分や周囲の人たちのために細々と続けています。
そんなことを知ってか知らずか、先日、友人宅の庭にビワの木が植えてあって、沢山実がなったけど、種はいらないかと聞かれ、ホワイトリカーによく漬けて飲んだなあと思い、今度会う時もらうことにしました。
作り方は簡単。
種に包丁か何かで傷をつけて消毒した密閉ビンに漬けるだけ。
2~3か月したら飲めます。
本によると、びわの葉や種に含まれるアミグダリンという成分が体内にある癌細胞を攻撃して死滅させる力があるということです。
色々な情報では、多量に摂取すると有害だということなので、摂取量は程々が良い様です。
味は少し苦みがあるので、まあ、薬膳酒的な位置づけで飲むと許せる程度の苦みです。
今年の夏の終わり頃には、あの世の母を思い出しながら頂くことにしましょう。